もうすぐ50歳。大げさかもしれないけれど、今年からは人生の仕上げってのを意識して行動しようなんて考えている。これまで経験してきたことや取り組んできたことに、少しずつでも実をつけたいといった感じ。仕事はもちろんのこと、プライベートでもそんな意識を持つようにしている今日だ。そのひとつに、ずっと続けてきた歌がある。単純にもっといい歌うたいになろうと決心した(笑)。
となると、これまた単純だが今年は練習時間を増やすことにして、さっそくスタジオに入って歌い初めをしてきた。最近は24時間営業のところが増えていて、楽器貸し出しも対応している所が多い。手ぶらで行ってもしっかり歌えて、個人練習の料金設定があるから驚くほど安く練習できる。真剣に歌った時間は確実にプラスになる。年齢を重ねたことの恩恵だろう、発見が多くなったから練習はすこぶる楽しい。
オリジナルをちゃんと作って、それを1人できちんと歌えるように仕上げて、カバーのレパートリーも増やすことも努力したい。出来ればパートナーがほしく、本音を言えばバンドを組みたいのだが、突発的に仕事が舞い込む職種の僕だから迷惑をかけるのがわかっている。この楽しみは老後にとっておくことにして、弾き語りのレベルを向上させる。ともかく自分の歌道を追い込んでみる。
そんなわけでスタジオに入って、いい歌うたいの決意をした今年1発目はなにを歌おうかとしばし考えた。50歳を迎える年の本気のリスタートということで選曲したのが、ザ・バンドの『ウエイト』だった。ザ・バンドはタメ年たちにあまりメジャーな存在でないかもしれないが、60年代の後半にデビューして70年代の中頃までロックシーンに極めて大きな影響を与えたその名のとおりザ・バンドだ。デビューアルバムの『ミュージック・フロム・ビック・ピンク』を聴いたエリック・クラプトンが加入したいとの思いを持ったほど画期的なサウンドだった。このアルバムに収められた『ウエイト』は高校時代にバンドでカバーして以来、ずっと付き合ってきた名曲で『浅草秘密基地』でもちょくちょく歌う。
続けてオリジナルを数曲。その中には高校時代に作って今も付き合っている曲を入れたりして、当時の稚拙ながら揺れ動く心を表現したがっていた自分に会いに行った。さらにカバー曲に戻して、ロッド・スチュワートの『マギー・メイ』やCCRの『雨を見たかい』、ジョンの『イマジン』、RCの『いい事ばかりありゃしない』ボブ・ディランの『アイ・シャル・ビー・リリースト』なんかを、たった1人のスタジオで歌い込んだ。ラストに逝っちまった親友ギターリストとの共作のオリジナルを歌い、まるでスポーツクラブ(行ったことないが)のごとく汗をびっしょりかいて、心スッキリでスタジオを出た。たった1時間ながら素晴らしい時間だった。
今年は『浅草秘密基地』でも積極的に歌おうと思っているので、ご迷惑かもしれないがお付き合いいただきたい。カバー曲のリクエストがあったらお気軽にどうぞ。コピーじゃなく自分なりのカバーにするから仕上がりまで時間がかかるが、貴重な練習になる。ましてや、読者さんからのリクエストなら昭和40年男らしい微妙なスパイスをかけて仕上げたりしてきっと勉強になるだろう。ぜひっ、よろしくお願いします。
↑見事な同時刻コメントでした(^.^)
走れコータローお願いします。一緒に歌いますので♪
走れコータロー、いいですね。ちょっと時間がかかりそうですが、了解しました。
同時刻コメントはスゴイ偶然ですね。2人になにか見えない糸があるのかも…(笑)。
DESPERADO完成お願いします(^_^ゞ
ギター弾けないんでツインボーカルなら付き合いますが(^^;
浅野さん早速のリクエストありがとうございます。
DESPERADOはもうちょっとで仕上がる段階まで追い込んでいて、このメッセージを見つけて昨夜は遅くまで弾いてました。頑張るぞー!!