3連休を楽しんでますか? もっともっと楽しくするには、最新号を手に入れてビールとともに過ごしましょう。というわけ (!?) で 最新号 (vol.29) のPR、大編集後記を続けさせていただく。
特集タイトルは『俺たちが震えたあの瞬間 (シーン) 』として、テレビ、映画、ニュース、そしてスポーツの4つのカテゴリーから、それぞれ昭和40年男の心に深く残っているシーンの数々をお送りしている。スポーツ編の中に、赤ヘル軍団の奇跡「広島カープ初優勝」を入れた。
あの年、昭和50年のペナントレースを忘れられない昭和40年男は多いだろう。俺たちが生まれた年からずっとセ・リーグの勝者はジャイアンツだった。そしてついに優勝を逃したのがカープフィーバー前年の昭和49年で、長嶋さんが引退して監督に就任した。90番は毎日話題を集めていた。また、印象的な出来事として4番にメジャーリーガーのジョンソン選手が座った。メジャー選手というのは雲の上の存在で、そのなかにあってホームランを量産していた選手の巨人への入団はワクワクさせられた。が、まったくと言っていいほどダメだった。ジャイアンツはこの年最下位となったのだった。
一方で話題をかっさらったのが、古葉監督率いる赤ヘル軍団だった。古葉さんは小柄な方だったが凛として見えた。僕はカープ旋風がピークを迎えていたシリーズ後半戦に、後楽園球場での広島戦のチケットが手に入った。最下位とは言えジャイアンツのゲームが生で観られるのはうれしく、友人と巨人側の内野席で戦況を見守った。この日もジャイアンツは調子が悪く、勢いを象徴するようにカープは強かった。完敗ムードでゲームが後半に差し掛かった時に事件が起こった。赤いハッピを来た数人のカープファンがジャイアンツ側の応援席に入ってきて騒いだのだ。当然ながら怒った巨人ファンと乱闘が始まってしまい、僕は野球を愛する大人たちの恐ろしさを目の当たりにした。と、そんな記憶とともに赤ヘル軍団の快進撃は心に刻まれている。
今回のページはなんと古葉監督ご本人が当時を振り返り、またカープという球団についてたっぷり語ってくれた。必見ページが仕上がっているぞ。さあ、今すぐ書店へと走れ!!
今年はマエケン残留と何よりレジェンド黒田の復帰で、カープ優勝の可能性が高まっています。
二月には黒田グッズも投入されるようです。
早速ユニフォームを購入予定です。
平成乃昭和さん、コメントありがとうございます。
今年のカープには期待大ですね。魅力的なチームだし、マエケンは一番好きな投手です。黒田の決断も泣けますよね。揺れるトラキチです(笑)。
広島の初優勝。昭和50年でしたね。
赤い帽子が衝撃的でした。あの頃は12球団の帽子の色使いが派手でしたね。
巨人の最下位も今のところ、この年だけ。
阪神ファン的には、巨人がビリで終わるシーズンを見てみたい。
竹内さん、コメントありがとうございます。
たしかに当時の野球帽は派手でしたね。ちなみに僕は阪神をかぶっていましたよ。
阪急沿線在住のぼくらは、この年、どちらかというと、
阪急ブレーブスの日本一に喜んでいました。。。
阪急ファンですか。でしたら第2特集の『夢、あふれていた俺たちの時代』にご期待ください。福本さんのインタビューを6ページに渡って掲載してますよ。