昭和40年生まれの絵本作家・塚本やすしの新著『いきものとこや』(アリス館)が発売された。
いろいろな生き物が髪を切ってくれる床屋さんを舞台にした絵本。ユニークなヘアースタイルを塚本のタッチで楽しめる絵本ならでは作品といえそうだ。はげたおじいさんがヤマアラシに依頼するくだりもあり、どうなるのか大人の我々も気になる。
塚本は幼少の頃から、道路やチラシの裏をキャンパスに絵を描き始め、現在は絵本作家、イラストレーター、装丁家などとして活躍。『小説新潮』の表紙絵の他、数多くの本を手がけている。主な著書に『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)、『やきざかなののろい』『このすしなあに』『はしれ!やきにくん』(ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『はやくおおきくなりたいな』(サトシン・作/佼成出版社)、『せんそう・昭和20年3月10日東京大空襲のこと』(塚本千恵子・文/東京書籍)などの他、エッセイに『猫とスカイツリー・下町ぶらぶら散歩道』(亜紀書房)がある。
その塚本は、昨年12月にLINEスタンプ『boy&girl Sticker』もリリースしている。幼稚園・保育園の子供を、塚本の独特のタッチで描いたかわいらしいLINEスタンプで、小さい子供を持つ親なら使ってみたいものばかり。全40種類、価格は100円となっている。こちらもぜひ。
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