昭和40年生まれで群馬県立歴史博物館の学芸員・簗瀬大輔が、群馬県の文化遺産ガイドボランティア養成講座の講師を務める。
群馬県は全国に誇る県内各地の歴史文化遺産の価値を多くの人たちに伝え、発信してもらえる文化遺産ガイドボランティアの養成を進めており、本講座はその活動の一環として開催されているものだ。今回は、太田市を中心とする地域の歴史を学ぶ連続講座だという。太田地域には、東日本最大の太田天神山古墳や、近現代の中島飛行機・富士重工といった文化遺産がある。これらの社会や産業、交通などの歴史についてよく知る10名の研究家が講師となって授業を行なう。
日時:1月10日(土)~2月7日(土)までの毎土曜(全10回)
募集:50名(先着順、定員になり次第締切)
会場:史跡金山城跡ガイダンス施設・金山地域交流センター
簗瀬大輔は「中世渡良瀬川の洪水と舟行」というタイトルで講座を受け持つ。県立歴史博物館に学芸員として籍を置き、中近世移行期の地域社会論を中心に研究してきた知識を活かした内容になると期待される。詳しくは公式サイトを参照してほしい。