昭和40年生まれの映画監督・樋口真嗣とゲームクリエイターの稲船敬二が、12月6日から名古屋で開催される「デジタルコンテンツ博覧会 NAGOYA」にて講演を行なう。
同博覧会は、名古屋地域におけるクリエイティブ分野の、文化・産業両面での発展と振興を目的として開催される博覧会。フル3Dアニメーションの国際大会をはじめ、各種講演会や体験イベント、展示会を実施し、最新のデジタル技術とものづくりの接点やエンターテイメントコンテンツの魅力を紹介しようという博覧会だ。
樋口の講演は「日本映画VFX進化論 ~特撮から3DCGまで~」というもの。一方、稲船は「気持ちを込めて作る ~ゲームクリエイターの仕事~ (仮)」というものだ。特撮、ゲームという別々のエンターテイメントの世界で活躍し続ける二人のタメ年クリエイターがどんなことを話すのか、気になるところだ。詳細は下記のとおり。
樋口真嗣「日本映画VFX進化論 ~特撮から3DCGまで~」
日時:12月6日(土)13:00~14:00
会場:ナディアパーク 名古屋市青少年文化センター アートピアホール(11F)
備考:事前申込制
稲船敬二『気持ちを込めて作る ~ゲームクリエイターの仕事~(仮)』
日時:12月6日(土) 15:00~15:50
会場:ナディアパーク デザインギャラリー4F
備考:当日受付(先着順)
樋口は1984年『ゴジラ』で怪獣造形に携わることで映画界入り。95年には特技監督を務めた『ガメラ 大怪獣空中決戦』で日本アカデミー賞特別賞特殊技術賞を受賞。その後も『ローレライ』『日本沈没』『のぼうの城』といった作品で監督を務める。現在は実写映画『進撃の巨人』を制作中だ。また、11月1日から2015年1月12日まで名古屋市科学館で開催される『特撮博物館』の副館長も務める。
稲船はゲームメーカー・カプコンに入社後、『ロックマン』『鬼武者』シリーズを手がけ、カリスマクリエーターに。2010年に株式会社comceptを設立すると『SOUL SACRIFICE』や『おっさん☆たまご』シリーズなど、独創的な話題作を次々と発表。新作『Mighty No. 9』では クラウドファンディングで約4億円を集め、世界を驚かせた。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ「読者投稿欄」から投稿を!