昭和40年生まれの教育学者・深谷圭助が編集代表を務めた『例解学習国語辞典〔第十版〕』『例解学習漢字辞典〔第八版〕』(いずれも小学館)が発売された。
2015年4月に、学習指導要領に基づき小学校の教科書が新しくなるという指導要領の考え方に沿って新しく生まれ変わった。巻頭特集やふろくなど、学びを助けるしかけで小学生に必要なことばがぐんぐん身につくという。
深谷圭助は、愛知県公立小中学校教諭、立命館小学校校長を経て、現在は中部大学准教授。1990年代から「辞書引き学習法」を開発・提唱し、自らすすんで学ぶ力の大切さを主張している存在。最近は子どもの学び方だけでなく、大人の学び方やグローバル社会における教育技術の共有化についても関心を広げている。
公式サイトに掲載されている深谷のコメントを引用しよう。
「国語辞典を引く習慣をつけることで、授業だけでなく 日常生活も学びの場となります。そして、辞書を引く子どもは自分の興味・関心に基づいて言葉を探そうとするために語彙の定着度が高くなります。
本書は辞書引きの習慣を身につけるのに最適な国語 辞典です。あなたのもう一人の友達として、ぜひそばに置いてあげてください」
小学校の子供がいる家庭なら、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
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