昭和40年生まれの経済学者・依田高典が、省エネに関するアンケート調査を行なう。
本調査は、東急電鉄と京都大学が神奈川県横浜市にて共同で実施する家庭のエコ診断に併せて行なわれるもので、正しくは「省エネ機器や電気料金プランなどに関する認知と行動に関するアンケート調査」となる。
前者は東急田園都市線たまプラーザ駅北側地区にて12月5日(金)から、専門的な知識を持った診断員が無料でご家庭のエネルギー使用状況を診断し、ライフスタイルに合わせたオーダーメイドの省エネ対策を提案するというもの。一方、後者は一般家庭のエネルギー使用状況と省エネ行動についてのデータ取得および分析を行ない、取り組み成果を次世代郊外まちづくりの推進へ活かそうというもの。
いずれも一般家庭の省エネ行動の傾向を明らかにするとともに、実際に家庭で省エネ行動を起こすための効果的な情報提供方法を検討することを目的にしている。東急電鉄は、今回の取り組み成果を、横浜市と一緒に取り組んでいる次世代郊外まちづくりに活用していく予定だという。
依田高典はイリノイ大学、ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学客員研究員を経て、現在は京都大学大学院経済学研究科教授を務める。人間の経済心理の限定合理性に着目しながら意思決定を定量的に分析する、行動経済学を専門としている。
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