昭和40年生まれの映画監督・樋口真嗣が手掛ける実写映画『進撃の巨人』のキャスト・配役が発表された。
樋口は1995年『ガメラ 大怪獣空中決戦』で特技監督を務め、日本アカデミー賞特別賞を受賞。2005年には実写『ローレライ』を監督、06年『日本沈没』、07年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』、08年『隠し砦の三悪人』、09年『エヴァンゲリオン新劇場版:破』などを手がけ、実写、特撮、アニメーション、CGなどすべてをこなす監督として活躍を続けている。
その樋口が監督を務めている実写映画『進撃の巨人』は、累計発行部数2,900万部を突破する同名の大人気マンガだ。“巨人”がすべてを支配する世界で、巨人の餌と化した人類が巨人と繰り広げる闘いを描くファンタジーバトルマンガ。その壮大な世界観を実写化するのは不可能なのではないだろうかという声も多く聞かれ、実写化が決まり、樋口がどのように表現するのか高い注目と期待が集まっている。映画はすでに撮影がスタートしており、公開は来年を予定している。
先日、同作のキャストのみが発表され、豪華な布陣に話題が集まっていたが、今回はすべての配役が発表された。そのすべては以下のとおりだ。
<配役一覧>
エレン 【三浦春馬】
シキシマ 【長谷川博己】 ※映画版 新キャラクター
ミカサ 【水原希子】
アルミン 【本郷奏多】
ジャン 【三浦貴大】
サシャ 【桜庭ななみ】
サンナギ 【松尾諭】 ※映画版 新キャラクター
フクシ 【渡部秀】 ※映画版 新キャラクター
ヒアナ 【水崎綾女】 ※映画版 新キャラクター
リル 【武田梨奈】 ※映画版 新キャラクター
ソウダ 【ピエール瀧】 ※映画版 新キャラクター
ハンジ 【石原さとみ】
クバル 【國村隼】 ※映画版 新キャラクター
原作で人気のキャラクターの他、新キャラクターも多数登場することがわかる。これらのキャスティングと配役は、原作キャラに外見が似ているか否かは考慮されておらず、原作キャラのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングがなされたという。人気原作だけにファンは異論反論もあるだろうが、樋口は「これ以上はない、最高のキャスティング」とその自信をのぞかせている。これはますます公開が楽しみだ。
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