昭和40年生まれの紀行作家・カベルナリア吉田が、早稲田大学エクステンションセンターにて『旅の記録術』と称した社会人講座を2015年1月より開講する。
旅の記録と聞くと、名所や店などの情報の書き留めのようにも思えるが、現地の方との何気ない会話や、名もない絶景、場面ごとで呼び起こされた思い、心に沁みた音・香り…ガイドブックには載らない物事を書き留めることで、その土地本来の魅力が浮かび上がるという。そんな記録の醍醐味である想い出の残し方を伝授してくれるのがこの講座だ。
日程と講座内容は下記の通り。
1月13日:旅に出よう、でもその前に/記録旅の準備術&心構え
1月20日: 実践!記録術① 「思い出」を生む歩き方、寄り道の極意
1月27日: 実践!記録術② 音、匂い、人、道・・・データにできない「旅」を記録する
2月 3日 : 応用編/旅の感動を記録し「人に伝える」/旅の記録が本になるまで
カベルナリア吉田は、読売新聞社を経て2002年より独立。車を使わず自分の足で歩く「実踏の旅」にこだわり、沖縄と島を中心に全国を旅して紀行文を執筆している。近著に『石垣宮古ぐだぐだ散歩』(イカロス出版)、『東京ワンデイスキマ旅』(彩流社)などがある。
開講期間中に小散策をした記録を1,500字程度にまとめる課題が出る予定。旅の思い出をより鮮やかに残したり、作品にしてみたいという人にはうってつけの講座なので、興味があるならぜひ受講してみてはいかがだろうか。
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