本日、『昭和40年男』12月号 (vol.28) が発売となったのでぜひ書店をのぞいてみてほしい。今回のおもちゃ特集は、幼少の頃のうれしさや喜びがこみ上げてくるはずだ。今日もめでたく発売日を迎えた最新号のPRとなる、大編集後記を書かせていただこう。
特集名は直球ストレートに『俺たちが愛した おもちゃ』である。みなさん1人ひとりにいろんな想い出があることだろう。たくさんのおもちゃを紹介していて「ああっ、これ持ってたな」との声をあげている読者さんの笑顔が目に浮かぶようである。…が、僕が持っていたのは紹介した中で「ポケットメイト」のみで、あとはほとんどが記憶に残っているものの所有者は僕じゃない。友達の家で遊ばせてもらったモノばかりなのだ。「魚雷戦ゲーム」や「ジャンクション」、「パーフェクトボウリング」に「ウルトラマシン」などなど、持っていた友達の顔や遊んだ部屋までがよみがえってくるのは、おそらく相当の時間をつぎ込んで遊んだからだろう。
そんな僕だから、この特集の冒頭ページとなるトビラは「おもちゃ箱を作ってほしい」と、デザイナーに伝えたのだった。さらに「ドンガラガッシャンといろんなモノが飛び出ている感じで、夢のおもちゃ箱だ」とも言い放った。これは当時描いた夢を自分の雑誌で具現化してもらいたかったからだ。悩み続けるデザイナーの時間は過ぎていき、やっと上がってきたいくつかのラフからブラッシュアップして、イメージどおりに賑々しいトビラページが完成した。こんなおもちゃ箱に憧れながら、それが必要でない幼少時を過ごした僕だったのだ。
こんなおもちゃ箱だった方も、僕のように不幸せなおもちゃライフだった方でも、今となっては楽しい想い出ばかりだろう。今回の特集は、仲間と一緒にめいっぱい遊んだ、あの日の元気を取り戻していただけるのではないだろうか。さあ、書店へと急げ!!
表紙だけでも魚雷船ゲーム、変身サイボーグ、サイボーグジャガー、パーフェクトボウリング持ってたわ(^^)v
いくつかは実家探せば出てくるかも?
うちは6畳2間の借家住まいだったのにゲームだけは年に2回誕生日と親父が遠洋の漁から帰って来た時に買ってもらえたんだよね。
運動音痴だった俺はゲームくらい頑張んないとって親も思ったのかな?友達遊びに来てたわ(^^)
実家から持って来てください。パーフェクトボーリングで盛り上がりましょう。
漁から帰ってきておもちゃを買ってもらうとは、当時の浅野さんの喜びが目に浮かぶようです。