昭和40年生まれの俳優・石丸幹二が、放送迫る来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に出演する。
第54作目となる本作は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹が主役だ。明治維新で大きな役割を果たした長州藩を舞台に、井上真央演じる彼女が困難を乗り越えながら生き抜く姿を中心に、松陰の知られざる家族たちの物語、そして松陰が講義する松下村塾のもとに集まった弟子たちの活躍を描く。
石丸は、長州藩の重臣・周布政之助役を演じる。若くして政務役筆頭となって藩政を取り仕切った人物で、松下村塾の塾生らを江戸や京に送ったり、若き日の伊藤博文、井上 馨、井上 勝、遠藤謹助、山尾庸三を英国に送るなどの政策を行なった。1864年に幕府による長州征討が決まり、四国連合艦隊により砲撃を受けると、藩での実権を失い、山口で自害した。藩内の実力者だった政之助を石丸がどう演じるのか、注目が集まる。
石丸は、劇団四季の看板俳優として活躍後、2009年より舞台、映像、音楽と多方面に活動。『ジキル&ハイド』『グレンギャリー・グレン・ロス』『日本人のへそ』の演技で菊田一夫演劇賞を受賞している。昨年はドラマ『半沢直樹』でも存在感を発揮したことで話題を集めた。
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