いやあ、昨日も盛り上がったねえ。
人数はそれほどでないものの、もう俺のテンションが高くてさあ (笑) 。
だってねえ、もっとも抜けている日ですよ。前日に印刷所に預けて、
まだ本が仕上がっていない2日間が、昨日と今日でまさに至福っす。
本が刷り上がれば、アーでもないコーでもないと反省モードにスイッチが入り、
同時に第6号の制作に入ることになるわけだ。
つうこっていわゆる空白の2日間で、そこに浅草秘密基地が入っているのだから
そりゃーテンション高いのは許してちょうだいってか。
いやあ、すごかった僕だよ。
まずは『昭和40年男』初の地方支社 (!?) を立ち上げてくれた、ミスター大阪・大石が口開けだ。
連載が決定した “タメ年の妻座談会” を担当して、関西のおかんたちを集め
取材からライティングまでを持ってくれた男である。
何よりうれしいのは、大阪支社長を名乗ってくれたこと。
次号以降も手伝ってくれるとのことだ、やったね。
「お疲れさまでした」。いやー、一緒に闘ったんだね。ビールがうまいね。
続いてここには初登場となる4つ上の先輩男、
コピーライティングの鬼・山内氏が「どもども」と入ってきた。
現在、自分のオフィスを持ち様々な制作物を手がけている彼は、
次号の奥付 (編集後記とか入っているページ) にきっとその名前が刻まれることだろう。
強力な仲間がまた1人加わったことになるというこっちゃ、頼もしいぜ。
思えば大石も足立もここでの出会いから雑誌づくりに引きずり込まれたのだから、
おもしろい場所として機能しているな。
あーあ、山内さん、悪の道へと足を踏み入れてしまったのかも!?
そしてお馴染み、編集部の足立が入ってきた。
「お疲れっ」
戦友である。
今回は企画本数にして5本、17ページもの編集からライティングまでをこなしてくれた。
なつかしの仮面ライダー2号、佐々木さんのインタビューはすばらしい内容だから、乞うご期待ですよ。
副編小笠原は遅れての登場、常連の杢師さん、
名前を明かせない、なぞのミスターXの6人で盛り上がっていると、
今回もっとも僕を困らせた男、金子がバツ悪そうに入ってきた。
「よーく来られたもんじゃのう」と、僕。
「すゅぃません」
『昭和40年男』の歴史上、現場にもっとも迷惑をかけた男は、
ずーっと僕からいじめられっぱなしだったのさ。
バキューン、バキューン。
さて昨日、もっとも注目だったのは山内さんが持ってきたプラモデルの箱だ。
こういう保存の仕方があったのねと皆深くうなずいたのは、
箱の表面部分だけが切ってあるわけですよ。雑誌でいえば表紙コレクションだね。
「あー、俺これつくったよー」
「あー、やっぱりかっこいいなあ」
プラモ世代で、みんな戦争ものが好きだったよね。
僕が好んで作ったカテゴリーも戦争ものがダントツトップで、
特にウォーターラインシリーズにはまったなあ…、と全員一致だ。
なんで戦争ものだったのかねー、からグングンと入っていき
副編小笠原の言うところで右より議論へと展開だ。
「ぜ〜んぜん、右じゃないよ、中央なの」といつものセリフでみんな主張を繰り返す。
この問題に関してはもっと誌面でも強くコミットしていこうとあらためて気合いを入れたのだった。
今回のようなコレクションを持ってきてくれると非常に盛り上がる。
以前、程島さんがスーパーカー消しゴムとBOXYのポールペンを
セットで持ってきてくれたことがあり、大いに盛り上がったりした。
誰かさあ、切手コレクション持ってきてくれないかなぁ、カタログ付きで。
浅草秘密基地は毎週月曜日、ゆる〜い夜を展開してみなさんの来場を待ってます。
“どもども”ご紹介にあずかりました
もうすぐ半世紀男の山内です。
昭和40年男のみなさんも四捨五入すると半世紀男!
つまり同世代と言うことで
仲間に入れてやってください…というか
あの時代を独り占めにするのは、ちょいとズルイぜ。
俺にも一言、いわせてくれ!!
あの時代の独り占め、さすがにいい表現を使うねえ。次号では編集部員としてその腕をちぎれるほど振るってもらいますから、覚悟してチョ。