このハコの噂は聞いていた。こけら落としも昭和40年男にとって興味深く、注目のラインナップはなんとしても出かけたいところだったが、僕にはウチの会社のイベント仕事が入っていて涙を飲んだ。が、昭和45年生まれのスタッフがコイツに行ってきたと言うじゃないか。以下、こんなやり取りが展開されたのだった。
45年男「編集長、やべーっす」
編集長「なにが?」
45年男「超でかいイベントスペースが出来たんすよ。3000人も入れるやつ」
編集長「あれだろ、新しくできた豊洲PITだろ。こけら落とし行って来たのか」
45年男「はい。岸田 香さんの『Diamonds』で始まって、西田敏行さんの『もしもピアノが弾けたなら』、最後は甲斐バンドの『安奈』『ヒーロー』で大団円でした。
編集長「いいなー俺も行きたかったなー。で、3000人入れるとなにがやべーのよ?」
45年男「決まってるじゃないですか、浅草秘密基地の開催候補地ですよ」
編集長「いや、そんな集まんねーし、だいたい秘密基地はいつも通り100人くらいでいいんだよ」
45年男「いつもそんなにいないでしょう」
編集長「バカ、これから徐々に盛り上がってくるんだよ!」
45年男「じゃぁ映画上映会とかどうですか? 日活ロマンポルノとか。40年男たちが300人くらいで体育座りしながら酒盛り上映会」
編集長「普通に『トップガン』とかでいいじゃないか。豊洲PITは東北復興のシンボルなんだから、どうせならもうちょっとメジャー感あるやつにしてくれたまえ」
45年男「わかりました。じゃぁ『オールスター紅白大運動会』とかどうですか?」
編集長「ゲーノージンが玉入れとかやるやつね。懐かしいなぁ」
45年男「ドミノ倒しのギネス記録とかも狙える広さです。いかくん食いながら」
編集長「ぜんぜん並べる気がなさそうなドミノ倒し大会だな」
収容客数約3,100人(スタンディング)のホール『豊洲 PIT』をオープンさせたのは一般社団法人チームスマイルで、10月17日にオープニング・セレモニー『THE RISING OF THE CURTAIN at 豊洲 PIT』が甲斐バンド、川井郁子、岸谷 香、西田敏行&倍賞千恵子、溝口 肇&紫舟らが5組のアーティストが出演して行なわれた。
このホールでは音楽・演劇・ミュージカルなど、様々な用途に活用できる。特徴的なのは、事業によって生み出される収益金が復興支援活動に全額活用されるということ。また、豊洲PITで開催される公演では、来場者が購入するドリンクチケット(500円)のうち50円をドネーション(寄付)として預かり、復興支援活動に活用される。同社団法人ではこの東京・豊洲を皮切りに、今後2015年の春から秋にかけて福島県いわき市、宮城県仙台市、岩手県釜石市にもPIT開設を予定している。
今月26日には40年男の奥田民生らが出演するイベント『TOYOSU JUNCTION 2014』なども『豊洲 PIT』で開催される。エンターテイメントを楽しみながら東北復興に関われる有意義な場所となっているので、お近くの人はぜひ参加してみよう。
チームスマイル/豊洲PIT
東京都江東区豊洲6丁目
新交通ゆりかもめ・新豊洲駅より徒歩3分
東京メトロ有楽町線・豊洲駅より徒歩12分
とりあえずウチワ配っときますか。
忘れないでいてくれることがありがたいです。
行ってみるとわかるが、海方面はあまり進んでるようには見えないよ、まだ。
秘密基地で3,000人、ん~~~きびしい~