昭和40年生まれの元プロ野球選手で、今季は巨人で打撃コーチを務めていた橋上秀樹が、巨人を退団することがわかった。楽天が来季のヘッドコーチとして招へいすると報じられている。
今季最下位に終わった楽天は、星野仙一前監督が辞任を表明し、来季新監督として大久保博元監督の就任が発表されたばかり。来季に向けて急ピッチで組閣作業を進められている。78本塁打、549得点というリーグワーストを記録した今季、その深刻な得点力不足の解消にむけて橋上の活躍が期待されているようだ。一方の橋上は、05年から09年まで楽天・野村監督のもとでコーチ、ヘッドコーチを経験しており、今回の招へいに応じると5年ぶりの復帰となる。
橋上は84年にドラフト3位でヤクルトに入団後、日本ハム、阪神でプレイ。2000年に引退すると、05年に楽天の2軍外野守備走塁コーチに就任した。07年からは野村監督の下でヘッドコーチを務め09年に退団。BCリーグ・新潟の監督を経て12年から巨人でコーチを務めていた。巨人では戦略コーチなどを歴任し、2013年のWBCではチーフスコアラーを務めるなど、野村監督ゆずりの緻密なデータ分析には定評があり、来季の楽天立て直しでその手腕が問われる。
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