【タメ年たちの大活躍!】江村夏樹の演奏会が開催。

しづかなるうた ~ 江村夏樹ピアノ独奏+4人の器楽奏者たち昭和40年生まれの作曲家・ピアニストの江村夏樹が東京で2014年12月2日に開催される演奏会『しづかなるうた~江村夏樹ピアノ独奏+4人の器楽奏者たち』に出演する。

江村は、東京芸術大学音楽学部作曲科中退後、1985年から作曲家として、89年からピアニストとして活動をスタート。活動内容は多岐にわたり、さまざまな表現活動がある。音楽の壁を超えた異質な雑多さから実験的といった批評がなされる存在。ピアニストとしては古典から現代までレパートリーが広く、独自の解釈に賛否両論がある。

そんな江村の参加する本公演についての本人のコメントを紹介しよう。

「音楽のプロではないが、演奏で自分のことは言える技量を持ったともだちと一緒に合奏をやる機会が多い。黒木さん、高橋さん、長谷川さんはそうした人たちだ。音楽に閉じこもっていると息が詰まりませんか。音楽の非専門家のなかには、このことをよく知っている人がいる。そうした人たちと意見交換をしながらコンサートを作っていると、舞台空間に窓ができて、音楽だらけじゃなくなってくるように思うんですよ。今回は薩摩琵琶の仲林光子師匠にも演奏をお願いした。琵琶のための新曲を書いてくださいという委嘱に応えて1曲書いた。仲林さんは芸能全般を取り扱う方で、三味線も打楽器も演奏する。芸能の雑多さに由来するすそ野の広さをお持ちです。何も純音楽だけじゃなくたっていいじゃありませんか」

どんな演奏会になるのか、興味が湧いてくるコメントだ。詳細は下記の通り。

<しづかなるうた~江村夏樹ピアノ独奏+4人の器楽奏者たち>

 日時:2014年12月2日(火)夜6:30開場/7:00開演

 場所:松尾ホール(東京都千代田区有楽町1-5-1日比谷マリンビルB1)

 料金:前売¥2,800(当日¥3,300)

 演目:カール・ラッグルズ 降霊[Evocations]/天使たち[Angels]

    江村夏樹:霧の向こうから声が呼びかけてくるよ第2集(3曲、フルート、ピアノ;2014)

    W.A.モーツァルト:ピアノ・ソナタヘ長調K.332

    佐藤慶次郎/ピアノのためのカリグラフィー(1957-60)

    江村夏樹/しづかなるうた(薩摩琵琶、委嘱作品初演;2014)

    アレクサンダー・スクリャービン/ピアノソナタ第9番(「黒ミサ」)作品68(1912-13)

    J.S.バッハ/コラール前奏曲「来たれ、異教徒の救い主よ」

    江村夏樹/Bという列車の窓から(フルート、アコーディオン、ファゴット;2014)

 出演:江村夏樹(作曲・ピアノ)

    仲林光子(薩摩琵琶)

    黒木麻未(フルート)

    高橋牧(アコーディオン)

    長谷川真子(ファゴット)

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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