昭和41年1月生まれのアニメーション監督・水島精二による新作アニメ映画『楽園追放 – Expelled from Paradise –』が11月15日より劇場公開される。
『機動戦士ガンダム00』の監督として知られる水島と『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本家として知られる虚淵玄が初めてタッグを組んだ完全オリジナル&フルCGの話題作だ。企画の立ち上げからおよそ5年もの歳月を要したという作品もいよいよ最終的な調整を残すのみとなった。
この『楽園追放』は、「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか――」を大きなテーマとして据え、人類の安住の地・電脳世界ディーヴァが謎のハッキングを受けるところからストーリーは始まる。その狙いが何かを調べるために、捜査官アンジェラは機動外骨格アーハンを伴って荒廃とした地上へと舞い降りる……。虚淵氏のイマジネーションから生まれたスケールの大きな未来像を、水島監督率いるスタッフの圧倒的センスによってビジュアル化した。3DCGで描かれたキャラクターの存在感や、壮大なSFビジョンで繰り広げられる大迫力のアクションが、大きな魅力の一つとなっている。
この二人のコンビと聞いて、かなり陰惨なイメージを思い浮かべる方も多いかもしれない。しかし、当初からこの作品は「人の死なない夢のある話をやろう」というコンセプトの元に制作が進められてきたのだという。ここはひとつ、先入観を排した新鮮な気持ちで水島精二と虚淵玄の織り成す未知の世界に浸ることにしよう。
また、劇場公開と同時に「劇場限定版 Blu-ray」も発売される。一般販売用のBlu-rayとDVDは12月10日発売となる。ぜひ、こちらでチェックしてほしい。
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