「暑さ寒さも彼岸まで」とはいうものの、ここ近年の東京にこの言葉はまったく当てはまらない。寒さの方は言葉どおりに和らぐが、暑さの方はまったく衰えることなく猛暑のままに墓参りに出かける年が続いていた。今年は逆にとっくに秋が到来していてまたまた当てはまらないが、残暑がこたえる我々世代は歓迎している者が多いだろう。
空がすっかり高くなり、昨日はこんな感じできれいに焼けた。
今朝もこんな風に秋雲が青空にきれいな落書きを見せていて、爽やかな風を吸い込みながら出社した。
家の前に広がる多摩川土手の公園に、今年は区の職員さんが花畑を作ってひまわりを咲かせてくれた。だが、せっかく作った畑なのになぜか半分に密集させているのは疑問だったが、こんなステキな答えがあったとは。見事に咲いたコスモスが残り半分のスペースで花をつけたのである。向こうでは、夏をがんばり抜いたひまわりが来年への実りを見せているのがいい。季節が変わり、役者も変わった花畑である。テレビではおせち商戦が始まるなんて報じていて、もう今年もそんな時期なのである。つい先日も印刷所が恐怖の年末進行表を持って来て、震えさせられたのだった。
秋といえば俺たちおっさんの大敵は食い物である。うまいものがグーンと増える。今年のさんまは大振りなものが多く脂の乗りもよろしいようで、我が家ではすでに2度も食卓に上がった。痛風持ちには禁断のいくらも、今シーズン2腹目がしょうゆ漬けにされている。好物のサバとイワシもグーンとおいしくなり、そろそろサヨリちゃんもアチコチで見かけるようになる。そしてとどめは新米だ。メシによく合う魚たちが旬を迎える時期に、米が収穫期とは神様も意地悪である。夏前から続く体重計とのにらめっこに、白旗を挙げてしまいそうなクラクラする秋の味覚たちだ。僕のダイエットは正念場を迎えている(笑)。
それにしても、アグネス・ラムちゃんで勝負を仕掛けたらこんなにも秋が早いって、これも神様の意地悪なのか。東京に吹く風と書店の棚がアンバランスな今日である。
あんなに嫌いだった魚がこんなに美味しいと感じられるようになったんだから加齢も悪いもんでもないですな(^^;
気仙沼にも鰹も戻ってきたようで先週は秋刀魚と鰹の刺身美味しく頂いて来ました。
焼は昨夜初めて食べましたよ、既に2回とは羨ましい(*^^*)
うちはお母さんが嘴黄色いのが売ってないとかで未だ食卓に上がってないのよ。
くちばしが黄色のがいいって、意外と知られてないようですね。もちろんウチも黄色狙いですよ。