昨日からの続きだよーん。
隔月刊としてコードを取得したい。
我々のような小さな出版社は臨時増刊での発行を繰り返し、
実績を認められれば晴れて出版コードをもらえる。これを独立創刊と呼ぶ。
『昭和40年男』は雑誌業界のルールに当てはめるともう5号目の制作となっているのに、
いまだ自分のブランドでは創刊していないといういびつな格好の存在なのだ。
「はやく人間になりたーい」と叫ぶ妖怪人間ベムのようなものだな。
なるべく早い段階でコードを所得して逆襲を始めるのじゃ。
フッフッフッ、恐ろしい計画へと向かっていくことは
賢明な『昭和40年男』読者のみなさんにはカンタンにわかることだろう。
コードを取れれば『昭和40年男』の臨時増刊が出せる。
そう、『昭和41年男』などの違う年齢の本を発行してシリーズとして展開できるのじゃ。
おお、ディアゴ○○ィーニみたいじゃ(爆)。
もちろん、『昭和40年女』なんていう女性誌も出せる。
厳密にいえばタンデムスタイルの増刊でも出すことはできるのだが、
それよりこのホップステップの方がカッコいいでしょ。
ズバリ現段階で狙っているのは『昭和50年男』とやはり前述の通り女性版も出したいな。
この野望についてはここでも本誌でもずいぶんと書いてきたから
またかよと思われてしまうかもしれないけれど、考えていると楽しくてね。
書店の棚にうちの本がズトーンてか。
そうした展開を確実なものにするためには今は『昭和40年男』をいい本にすることだ。
ビジネス的なこうした目標はイメージとしては大切だが、あとから必ずついてくるものだとも思っている。
まっ、そこが甘さかもしれないけれど。
だからこそ、絶対に真似されないものとしての工夫を入れこんでいるつもりなのだ。
このベタベタなタイトルは名付けて“真似したらすげえカッコわりーだろう戦法”なのである。
1965年にしようが、45歳ライフにしようが、もうそのベタ感が真似マネでカッコ悪いでしょう。
しかも昭和40年男の方が圧倒的にストレートだしね。
だからね、この出版物は独占ビジネスなんですよ。
って、こんなスモールビジネスに誰も見向きもしないってか。
いやあ、いつか大輪の花が咲く。宝島社さんばかりが勝ち組じゃないっすよ。
なんてでかい口たたくのもたまにはいいか?
ビジネス軸でなく心軸で成功へ導いていきたいというのも、今回の大きなトライである。
これまでも一生懸命創刊させてきたし、バイク雑誌はこれからも関わっていきたいジャンルであるし、
音楽雑誌もこのまま手を引くのはくやしい。
ただ、今回は少しだけ違うのがその対象とすべきものがないことである。
バイクを通じてこの国を少しでも健全な方向へと導きたい。
音楽を心から愛する若者をひとりでも増やしたい。
ここでいうところの“バイク”や“音楽”がない分を、すべて共感へと持っていかなければならないのが、
より心軸での本づくりを強要される部分である。
なんだかさ、でかい口のあとはずいぶんと青臭いけど…。
愛情がある本だから野望もたくさんありますよ。
またチョコチョコと語らせてもらいましょう。