【タメ年たちの大活躍!】谷川じゅんじ作品を展示した展覧会が開催中。

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昭和40年生まれのスペースコンポーザー・谷川じゅんじ総合プロデュースによる鎚起和器「月」が、東京都文京区で開催中の展覧会『ART IN DESIGN』に展示されている。

本展は、アーティスト・川上シュンのキュレーションによる展覧会。多様なフィールドで活躍する11作家の作品をキュレーションし、「アート」と「デザイン」の重要性や未来の可能性を考察することをテーマに、現代の「デザイン」の中にある「アート/芸術性」について考える機会を提供する展覧会だという。会期中には、作品の展示だけでなく、デザイナーや編集者、キュレーターなどによるトークイベントなども予定されている。

谷川は空間デザイン、プロダクトデザイン、クリエイティブディレクターとして活動している。2002年にデザイン会社JTQを設立し「空間をメディアにしたメッセージの伝達」をテーマに各種イベント、エキシビジョン、インスタレーション、商空間開発など目的に合わせたコミュニケーションコンテクストを構築している。

その谷川が手がけた鎚起和器「月」は、谷川が企画から総合的にプロデュースしたアートピース。世界限定100個のリミテッドエディションとして2014年9月より販売が予定されている。公式サイトによると

「絶えることのない月の満ち欠けをモチーフに、満月から半月、新月へと変わる月の姿をひとつのカタチの中に織り込みました。夜空に浮かぶ月の満ち欠けは、太古の昔より世界各国の人々の想像をかき立て、多くの物 語を紡いできました。国を問わずみんなが共通のイメージを抱ける普遍的なテーマを選び、あるときはボトルクーラー として、またあるときは花器やインテリアオブジェとしても使用できる、鎚起の匠と鋳物の匠が技術を競いながら、クラフツマンシップと実用性を高次元で実現した器です。

「和」とは元来、異なる素材や技法を和ませ磨き上げることを意味します。全国のさまざまな伝統工芸や究極技法を ピックアップし掛け合わせ、量産製品ではない、手作りの至高品を生み出していきます。」

とあり、工芸品を超えた 新しい未来と可能性を切り拓く現代のアートピースを目指したものだという。

<WALLS TOKYO “ART IN DESIGN” 「デザインの中のアート。」展>
 会 期:2014年9月4日(木)~11月2日(日)
 開 館:11:00 – 19:00
 場 所:Walls Tokyo(東京都文京区白山2-14-18)
 入場料:無料

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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