発売 (vol.27) が明後日に迫った。何度迎えても慣れない、ソワソワした気持ちの今日である。発売直前といえばこのブログでは恒例となっているしつこいPR「大編集後記」といかせてもらおう。
今回の巻頭特集は『海の向こうからやってきた衝撃』とした。7人にスポットを当ててメインのページを作り、モノ編と番外編を特集後半で12ページお届けする。特集の頭を飾る、毎号悩み抜いてつくるトビラはこのように仕上げた。
メインは今回の7人の中で、ある意味もっとも衝撃を受けたキャラのシルエットにした。昭和40年男ならきっと深く頷くはずだ。今では考えられない、事件と言ってもいいかもしれない。突如として街のいたるところにヌードポスターが貼られた。困ったことに僕が通う銭湯の脱衣所にも貼られていて、人がいなければ番台のおばちゃんの視線をチェックしながらチラチラと見る。大きなサイズのポスターで見る、美しい外人女性の裸体はそれはそれはまぶしく、パンツを脱いでタオルで隠している愚息の興奮に困ったものである。そんな初々しい想い出が詰まっているこのポーズは、僕の心に焼き付いていて離れない。敬意を込めて彼女のシルエットを採用したのである。
メインがこうなったから、左ページはバランス優先で配置しようと候補をセレクトしてデザイナーに渡すと、ユリ・ゲラーさんの指がこうしたアクセントに使われて仕上げてきた。この遊び心にはナイスと手を叩いた僕だ。
後半のモノ編からも何か入れたいと選んだのは、やはり強い衝撃だった「ゲイラカイト」である。直角上昇とのコピーにどんな上り方をするのかとワクワクしながら激しく親にねだった…、が、当然ながら受け入れてもらえず、僕は白地に龍の赤文字がプリントされたチープな和凧で、海の向こうからやってきた凄いヤツに抵抗を続けたのだった。と、そんな幼少の想い出も入れ込みながら仕上げたトビラだ。このページより興奮の特集が始まり、7人のキャラクターのトップを飾るのは表紙を飾ったアグネス・ラムちゃんではない。この辺のヒネリが『昭和40年男』らしいだろうと、ちょっと鼻高々だったりする。オープニングを飾るのが誰かを予想するのも、皆さんのお楽しみですな。さあ、明後日を待て!!
ブルースリーに1票(^^)v
小学生の頃の喧嘩のスタイル変えたよね。
みんな斜に構えるようになったよね。
あんな体になりたいと頑張ったが所詮デブの俺には無理だった(^^;
投票ありがとうございます。その答えは明後日の書店でご確認ください。
あんな体にはなれなくともがんばっている49歳です。一緒に前進しましょう!!