昭和40年生まれの現役プロ野球選手・山本 昌 投手 (中日ドラゴンズ) が一軍に今季初合流した。
2年目の浜田が左肘に違和感を訴え緊急降板するなど先発陣が手薄となり、ローテーションの崩壊が深刻になっている中日。谷繁兼任監督も頭をかかえるなか、救世主として山本 昌に期待がかかっているのだ。老かいな投球術や精神的支柱として存在感を示せるかどうか。一方で懸念されているのは足元を狙われてバント攻撃を仕掛けられるフィールディングだという。
ここまで山本は二軍で調整を続けてきたが、8月26日のウエスタン・オリックス戦 (ナゴヤドーム) で先発し、5回5安打2失点にまとめている。もし山本が一軍で勝ち星をあげれば、浜崎真二 (阪急) が持つ48歳4ヶ月のプロ野球最年長勝利記録を更新することになる。早ければ9月5日からの阪神3連戦 (ナゴヤドーム) での登板も予想されているので注目したい。
後日追記 … 報道されているとおり、5日の阪神戦で今季初登板した山本は、5回を見事無失点で投げ抜いて勝利を挙げた。得意のスクリューボールやカーブといった変化球を駆使して5安打無失点に抑え、昭和25年に阪急の浜崎真二選手が打ち立てた48歳10ヶ月という最年長記録を64年ぶりに更新。その安定した投球に打線も応え、6-0で阪神を撃破した。
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