ホワイトハウスは、同社が展開する「インディアンモーターサイクル」ブランドより、大型バイク『インディアン スカウト』の2015年モデルを発売、9月下旬から先行予約を開始する。
このバイクは、約70年前にレースなどで活躍した、アメリカのモーターサイクルブランドの復刻モデルとして誕生。1920年代にレーシングチームのマシンとして数々の栄冠をもたらし、“世界最速のインディアン”として名を馳せた「スカウト」の名を冠された。
復刻と言っても、その仕様は現代にマッチした最新のものに置き換えられている。完全新設計の水冷エンジンは100馬力を誇る他、車両重量は253kgと同カテゴリーの中でも軽量さを誇っている。フレームは現代的な鋳造アルミ製とし、軽量化だけでなく、剛性も高く初心者からエキスパートまで満足できる快適性と操作性が追求されている。
また、特徴的なレザーサドルシートはシート高635mmと良好な足着き性があり、サスペンションにはハンドリングと快適性を実現する「リジッドトライアングル」デザインを採用された。かつてのスカウトに搭載されたレイアウトを、現代的にアップデートしているという。
スペックは、エンジンが1,130ccの水冷 4ストローク DOHC V型2気筒で、最大トルクは97.7Nm/5,900rpm。トランスミッションは6速。タイヤサイズはフロント130/90-16 72H、リヤ150/80-16 71H、サイズは全長2,311(mm)。ボディカラーはサンダーブラックで、オプションでブラックスモーク(プラス3万2,400円)、シルバースモーク(プラス3万2,400円)、インディアンレッド(プラス3万2,400円)。価格は152万2,800円(消費税込み)となっている。