火曜日に出発した次号企画である徒歩の旅から、ついさっき帰って来た。
ツイッターでもけっこうマメにつぶやいたのをチェックしてくれたかな?
毎日4時過ぎに起きて12時間ほど歩いた日々は、自分の体にどんな影響を与えただろうか?
昔々、東洋医学の勉強をしている友から足にツボが集中しているのは
歩いているだけで刺激できるからだと聞いた。
だから人はたくさん歩くことで健康になるのだと。
うーん、健康かあ。どうかな?
だってね、目一杯歩いていりゃいいってもんじゃないでしょ。
仕事の処理をして、酒を呑んで…、とやっていると
当然ながら1日24時間なんかじゃ全然足りないから極度の睡眠不足になる。
さらに、ずっと歩いているから当然お腹が減る。
歩いてみて再確認したかっこうになったが、コンビニはどこにでもあって
入ればおいしそうなものがなんでも置いてある。
おにぎり、肉まん、サンドウィッチ、鳥の唐揚げ、etc….らを
次々に買っては歩きながらムシャムシャ。
歩いて刺激され健康になった分が、そのまま帳消しにされているような4日間だった。
でもね、心は大きな大きな栄養を得た。
もっともシンプルな旅の手段であり、そもそも人類の長い歴史において旅とは歩くことである。
だってね、交通手段の発達などごく最近のことだもの。
僕たちが旅に求めるものは、歩くことで実に多くを発見できるとわかった4日間だった。
そしてそれは僕たちに刻まれているDNAレベルのものなんだと思えたのだ。
大げさだなと思ったあなた、次の休みは徒歩の旅に出てみなさい!
1日でも2日間でもいい、心を解放して歩き始めればもう気分スッキリ
頭はバッチリ、心はクッキリ間違いなしだよ。
前号では鈍行列車、前々号ではチャリと、バカな旅を続けている僕にとって
毎回大切な発見があり、今回も大きな収穫となった。
次号で掲載するこの企画は、ものすごいページになること間違いなし。
壮絶のラストシーンは芦ノ湖の人々の熱い視線を一手に集めた大パフォーマンスになったからねえ。
こいつも驚愕の必見ものですよ。
今日はちょっと興奮気味なんでこんなもんで終わりにしますが
冷静になってからこの旅のことや歩くことについてはチョコチョコと書き綴っていきます。
今夜はグッスリと寝て、このさわやかな疲れを取りたい。
おやすみなさい。