昭和40年生まれのミュージシャン・奥田民生の参加するサンフジンズ(くるりの岸田 繁とSAKEROCKの伊藤大地とのユニット)が、話題の『じょじょ』のスタジオ録音版をついにYouTubeに公開した。
今までの経緯をご存知でない方にとってはいったい何の話をしているのかチンプンカンプンだと思うので、簡単に説明しておこう。コンビニに設置されているシャープ製マルチコピー機でサンフジンズの未発表曲の楽譜をプリントし、それを元に演奏した動画を参加者がキャンペーンサイトに投稿し競い合うという新しいタイプのコンテストが去る7月に開催されていた。実際の投稿ページはこちら。おすすめはみどりかわさんという二人組の女の子のユニットだ。クラムボンの原田郁子っぽい透明感漂うアンニュイな演奏が昭和40年男の心に染みわたること間違いない。ちなみに8月20日にはコンテストの結果も発表され、イチオシのみどりかわさんは準グランプリだった。おめでとう。そしてコンテストの結果発表を待ってサンフジンズもオリジナルを公開したという次第だ。
キャンペーンサイトをご覧いただいた方にはおそらく伝わっていると思うけど、すごく前向きな熱意とかワクワク感にあふれている。楽器ができない人ならば、「ギターでも習ってみようかなー」という気になるだろうし、楽器ができる人ならば「俺もバンドやりてー」となるはずだ。自分もそこに加わって、一緒にワクワク感を共有してみたくなる。「みんな、おもしろいことやろうぜ!」という奥田のメッセージを感じないわけにいかないから、連日の奥田民生ネタで恐縮ではあるけれど、またしても紹介してしまったのだ。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!