昭和40年生まれの舞台俳優・西垣耕造の出演する舞台「海との対話」が8月20日(水)~24日(日)に東京・東中野のレパートリーシアターKAZEにて上演される。この舞台は西垣の所属する東京演劇集団風とフランソワ・シャファン率いるフランスのマントゥール劇場との共同制作によるものだ。
演出はフランソワ・シャファンが、それ以外の演出、スタッフ・キャスト、すべての創造活動を日仏のアーティストが共同で担う詩的で愉快な試みとのこと。東京演劇集団風というと前衛的なイメージが強いが、人間の心の奥底に潜む闇を日仏の俳優たちが音楽とともに観客に語りかけるというような内容らしい。
西垣は97年に東京演劇集団風に入団して以来、国内はもとより海外でも精力的に俳優業をこなしている。現在は俳優業に加え、演出も手掛けるようになった。また、全国の学校の授業や地域活動において、児童・生徒・先生方と演劇の手法を取り入れた「コミュニケーション・ワークショップ」を実践する。さらに、障がいをもった人たち、社会との接点を見い出せずにいる若者たちとのワークショップも全国各地で展開している。新しいことに積極果敢にチャレンジする元気なタメ年たちを心から応援したい。
ちなみに、8月21日、22日分についてのみ、まだ若干チケットが残っているようなので(8月19日時点)、興味のある方は確認していただきたい。
会 場:レパートリーシアターKAZE(全席自由)
入場料:当日4,000円/前売り3,800円/学生割引:3,300円
問合せ:東京演劇集団風 03-3363-3261
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