ヤマハは、AVレシーバー「ADVENTAGE」の新世代モデル『RX-A1040』『RX-A840』の2機種を8月下旬に発売する。
AVレシーバーとはAVアンプにAM/FMチューナーを搭載したもの。この2製品は4K/60p対応HDMI端子と内蔵Wi-Fiを、ハイクラスの同シリーズで初めて採用した。家庭内のネットワークに無線LANルーター経由で接続でき、NAS※やPC内の音楽ファイルなども再生が可能になる。
また無線LAN環境がなくてもワイヤレス音楽再生やアプリ操作が可能な「Wireless Direct」を搭載。Apple Lossless、ライブ演奏やクラシック音楽などの再生で気になる曲間の音切れを解消するギャップレス再生にも対応している。
スマートフォンなどにインストールして使用できる最新の専用アプリ「AV CONTROLLER」は両機種ともにフル対応している。これにより、ピンチ&スワイプ操作によるシネマDSPの音場効果を直感的にカスタマイズすることができる。
『RX-A1040』の定格出力(20Hz-20kHz、2ch駆動)は120W(6Ω、0.06%THD)、音声入力アナログ11系統、デジタル6系統音、声入力3系統、映像入力8系統、スピーカー出力9ch。サイズは約435 ×182 × 432(mm)、重さは約14.9kg、価格は13万円(税抜き)となっている。
『RX-A840』の定格出力(20Hz-20kHz、2ch駆動)は100W(6Ω、0.09%THD)、音声入力アナログ6系統、デジタル4系統、音声入力3系統、映像入力7系統、スピーカー出力9ch。サイズは約 435× 171× 369(mm)、重さは約10.6kg。価格は10万円(税抜き)となっている。
※NAS=コンピューターネットワークに直接接続して使用する補助記憶装置