カワサキは、中型バイク『Ninja 250』シリーズの2015年モデルを9月1日から発売する。
前モデルからの注目すべき変更点は、「アシスト＆スリッパークラッチ」が装備されたこと。この機構により、クラッチの操作感向上や駆動伝達性がさらに高まっている。また、カラー＆グラフィックも追加・変更された。
「アシスト＆スリッパークラッチ」は、クラッチレバーの操作感を軽くし、高負荷時の駆動力を確実に伝達させる他、過度なエンジンブレーキ時のバックトルクを逃がし、リヤタイヤのホッピングやスリップを抑制してくれるというもの。スーパースポーツやビッグツアラーに搭載されているシステムだが、250サイズの本機にされることになった。
その他の基本的なスペックは、前モデルから継承されている。スペックは、エンジンが248ccの水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 並列2気筒で、最高出力は31馬力／11,000rpm、最大トルクは2.1kgf･m／8,500rpm。トランスミッション形式は常噛6段リターン。タイヤサイズ （前）110／70-17M、（後）140／70-17M、サイズは2,020 × 715 × 1,110（mm）、車両重量は172kg、シート高は785mm。価格は『Ninja 250』が55万3,500円（消費税込み）、『Ninja 250 Special Edition』が56円万9,160円（消費税込み）、『Ninja 250 ABS Special Edition』が62万460円（消費税込み）となっている。