タミヤは、1/24 スケールスポーツカーシリーズのプラスチックモデル組み立てキット『NISSAN スカイライン2000GT-R ストリートカスタム』を8月30日に発売する。
このキットは、｢ハコスカ｣の愛称で多くの熱狂的なファンを持つこのスカイライン2000GT-Rハードトップに、当時のカスタムの定番パーツを盛り込んで再現されたもの。ドライバー人形も同梱され、オーナー気分でカスタムが楽しめるモデルとなっている。
元となった2000GT-Rのベース車は、プロトタイプレーシングカーのニッサンR380のエンジンをデチューンしたパワーユニットを搭載した市販モデルとして1969年にデビュー。国内レースで圧倒的な強さを見せて通算50勝をマークし、今に至るスカイラインGT-R神話の発端となっている。
各部ではRSワタナベ製8本スポークホイールやフロントスポイラーをパーツ化し、DOHC直列6気筒S20型エンジンは、エアクリーナーを取り去り金属製エアファンネルを装着している。ストラットタワーバーも装着してエンジンルームの見ごたえが高められている。
シートベルトバックルやフロントディスクブレーキ、エンブレムなどはエッチングパーツが用意され、当時のワークスマシンを思わせる、吊り下げタイプのオイルクーラーもパーツ化された。ドライバー人形に加えて、ヘルメットやドライビンググローブも同梱されている。
なお、写真はキットを組立てて塗装したもの。組み立てキットのサイズは183 × 73（mm）。価格は3,780円（税込み）となっている。