ネットとショップを両立させる昭和40年男。

このブログを書いていて、ネタになったモノはアマゾンのリンクを貼り付けている。シナロケネタで書いた時に、初期のベストの存在を知り、リンクを張りながらついカートに入れてしまった僕だ。ALFA時代のベストということで、こんなニクイベストがあったのかとすぐさま飛びついた。現在、初期の作品が絶版状態だからコイツは価値があるうえ、選曲も完璧で全22曲収録とほぼ2枚組分楽しめる。当然のように『YOU MAY DREAM』で始まり『BABY MAYBE』に繋がって頭から歓喜してしまう。ネタばれさせたのに恐縮だが、持っていないファンの方々はなにが収録されているかを楽しんで聴くのがおもしろい。

写真 3そしてつい先日も同じく自分のブログから1枚購入した。我が家の壁はアナログレコードがインテリアになっているとご紹介した時に、驚愕の発見をしてそいつがつい先日届いたのだ。自分の行動がおもしろいなと記念撮影してしまった(笑)。

アナログ盤やCDを持っているのに、最近こうして3枚目の購入が圧倒的に増えた。紙ジャケとか高音質、未収録曲なんてあの手この手の誘いにカンタンに乗ってしまうのだから、物欲世代の昭和40年男はレコード会社にとって格好の餌食である。当時はレコードをジャンシャン買えなかったから、コレクションしているアルバムは思い入れが強いタイトルばかりで、ついコレクションしたくなってしまう。きっとこれからもさまざまな誘惑を仕掛けられ、その度にまんまとはめられていくのだろうな。

写真 4今回はめられたのはこれだ。ライトニン・ホプキンスの『MOJO HAND』で、僕にとって大切な1枚である。ブルースなんてひどい音楽にハマってしまい、人生を誤ってしまったのはコイツのせいだ。1曲目のタイトルチューンに頭をガツンと殴られ、そのままラストまで殴られっぱなしで終わった。その後、何度聴いても殴られっぱなしで、ブルース盤特有(!?)の退屈なところはまったくない。今回は紙ジャケに音質、未収録曲が9曲も入って、まさに三拍子揃った誘惑だった。レビューによると未収録だった曲はあまりよろしくないとのことだが、高音質で聴いてみたいのがむしろ動機なので気にしない。それによくないホプキンスにふれるのも、ジャンキーにとっては一興である。

それにしても、アマゾンのおかげでこんなステキな2枚に出会えてしまうのだから、デジタル社会は素晴らしい。もちろん、ショップで眺めながら購入するのは今も大好きだ。こんな宝物があったんだなとついつい何枚も買ってしまうのは楽しいし、古い人間にとってはきっとこれからも変わらない行動だろう。加えてネットで見つけるとすぐにカートに入れてしまうのだから、最近音楽ソフトが増える一方で棚に収まらなくなっている。困った昭和40年男である。

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2件のコメント

  1. 編集長!
    やめてくれ、ついついカートに入れて決済してもーたがな!
    ホプキンス、サイコーじゃね。-_-b

    • ゴメンナサイ(笑)。昨日の晩に聴きましたよ。アナログにグッと寄っていい音でした。サイコーです。

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