昭和40年生まれの漫画家・高橋ツトムによる『天間荘の三姉妹 スカイハイ』(集英社)の最新巻となる第2巻が7月18日に発売された。
『スカイハイ』はヤングジャンプで連載を開始(コミックス第1巻の発売は2001年)した人気作品。死者の世界への入り口を舞台にした世界設定で、オムニバス形式で人間ドラマを描いた。釈由美子主演で2度のテレビドラマ化、映画化がされているので、それで覚えているという方も多いことだろう。
作者の高橋は『GOTAVOICE』で1987年アフタヌーン四季賞春のコンテスト準入選受賞し、89年よりモーニングでデビュー。力強く重厚感を感じさせる独特のタッチが特徴で、代表作に『地雷震』『スカイハイ』『鉄腕ガール』『爆音列島』『SIDOOH』『ヒトヒトリフタリ』などがある。
今回発売される『天間荘の三姉妹 スカイハイ』は、高橋が描くスカイハイの最新シリーズで、現在グランドジャンプにて連載されている作品。天空と地上の間にある魂の宿・天間荘は臨死状態の魂が訪れ、現世に戻るか天へと旅立つかを決めるまでを過ごす場所。その宿を切盛りする三姉妹のもとに、今日もわけありの来訪者が訪れる…。“魂”を癒す、天上の温泉旅館を舞台にしたドラマを描いた作品だ。今回発売されたのはその第2巻で、ここで試し読みもできる。価格は562円(税抜き)。
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