アイロボットは、自動で床の拭き掃除を行う床拭きロボット『ブラーバ380j』を発売した。
この製品は、フローリングやタイルなどの硬い床を水拭き（ウェットモード）と、から拭き（ドライモード）の2つのモードから選び、自動で清掃してくれるもの。ロボット掃除機『ルンバ』を発売している米国アイロボット社からリリースされた。
すでにアメリカほか、世界30ヶ国で発売されているモデルだが、本体カラーを光沢のあるホワイトとし、電源部の規格を合わせた日本仕様となる。アイロボット日本総代理店のセールス・オンデマンドが発売する。
掃除機ではないので吸引はしないが、ウェットモードは専用のクリーニングパッドに水を入れると、床面全体を水拭き掃除してくれる。ホコリや髪の毛の他、普段の掃除ではとりきれなかった皮脂汚れ、食べこぼしのあと、掃除機の排気で巻き上がるような花粉やハウスダストも拭きとれるという。
また、NorthStar（ノーススター）ナビゲーションシステム機能の搭載により、ブラーバ自身が正確な位置情報を把握することができる。スタートさせた場所から1方向に動き、各種センサーで部屋をマッピング（記憶）。地図を描くように部屋の形状や家具の配置などを把握し、床全体をくまなく拭き掃除するという。
サイズは244 × 216 × 79（㎜）、重さは約1.8kg（バッテリー装備時／クリーニングパッドを除く）。電源は充電式ニッケル水素電池で、約2時間の充電でドライモードは最大約4時間、ウェットモードは最大約2.5時間稼働する。価格は公式通販サイトで3万5,640円（税込み）となっている。