昨日から浜松界隈に出張に来ている。我が社がバイク関連の仕事に本格的に取り組むようになったのは94年で、もうかれこれ20年が経ったことになる。この街にちょくちょく来るようになってから、それだけの年月が流れたことになるのだ。時の流れの速さにまた驚いている。
国内バイクメーカー、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキはそのまま世界の上位4メーカーであり、世界シェアはなんと40%以上を誇る。そしてカワサキ以外の3つが浜松出身のメーカーである。世界の人々の生活をがっちりと支えている産業が、この街から産声を上げたのはよくよく考えると凄いことだ。加えて楽器メーカーもこの地から多く出ているから、大げさながら僕の人生を支えてくれている地だと言える。初めて手にしたギターがヤマハのアコースティックギターで、懸命に取り組んだことが今のコンテンツ関連の仕事をする人生に繋がっている。そしてこの街が生んだ大産業のおかげで、20年以上に渡っておまんま食っているのだ。ありがとう浜松。
仕事柄日本中走り回り、3年前には47都道府県呑み&宿泊を達成した僕が、東京以外に住む街を挙げるとしたらまず筆頭に博多となる。続いて高知に福井、大阪なんかが上位にいる。ここ浜松から掛川あたりまでも魅力を感じていて、住みたい街の1つに挙げる僕だ。天候が穏やかで魚がうまい。姉ちゃんの美しさは博多にかなわないが、ちょいとアクセルを開ければ海にも山にも出かけられるこの地は、生活を飽きさせないだろう。そして祭り好きの街である。全国各地を巡っていて思うことは、祭りを愛する地域に悪いところはない。男女とか年齢差といったどうにもならない壁を、祭りは自然と教えてくれる。平等ばかりを叫ぶ最近の学校教育では、そんなあたり前のことを教えられなくなってしまった。その壁をキチンと理解できない子供たちは、そのまま社会に出て適応できなくなることも多く、今や社会もそこに合わせていくかのような風潮も垣間見え、危険極まりない世の中へとまっしぐらに進んでいるように感じている。そんな今日ではあるが、日本には素晴らしい祭りが全国各地にあり、これがブレーキをかけてくれているのだと祭りの盛んな街の人たちとふれあうたびに肌で感じられる。
夕べもうまい魚に舌鼓が打ちっぱなしになり、大満足の夜になった。リーマンショックに震災と、製造業を直撃して元気のなかった夜の街に、ずいぶんと活気が戻っていた。呑み屋で騒ぐ祭り好きの人々の笑顔からも、今日の元気をたくさんもらったのだった。
まだ所有したことがないのがスズキさん。
16でソッコー原付免許を取って、まずヤマハRX50。
中免でXJ。
本田さんちのCBXを経て川崎さんちのGPz。
そしてNinja。
そろそろ鈴木さんとこの隼くんかなぁ、あと残るは。( ̄▽ ̄)
ガンマ50が転がっていた時期があります。なかなかおもしろいヤツでしたよ。