昭和40年生まれのJAXA宇宙科学研究所教授・阪本成一が、7月5日にJAXA相模原キャンパスで開催される『さがまちカレッジ講座~衛星からのメッセージ~みんなで使う宇宙データ』でゲスト講師として登壇する。
阪本は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で宇宙科学広報・普及主幹を務め、科学者の立場から宇宙科学研究に関わる普及や教育、渉外活動などを行なっている。もともと阪本はカール・セーガンに影響されて天文学の道へ進んだ。ところが大学ではボート漬けの毎日を過ごし、自らを体育会系天文学者と名乗る。国立天文台にて南米チリの電波望遠鏡ALMAに関わって広報活動の重要さに気づき、現職に。本誌vol.9で宇宙を特集をした際には、宇宙科学の広報マンとして飛び回る日々を話してくれた。
昨今、多摩美術大学と東京大学とのコラボレーションで進められている世界初のARTSAT(衛星芸術プロジェクト)や、JAXAの公開データカタログなど、衛星や探査機からの宇宙データをオープンに活用するためのしくみが生まれはじめている。同講座では、このようなしくみを使って、楽しく宇宙データを活用するための方法やその具体的事例を講師たちが話をしてくれ、芸術と宇宙の新しい可能性をわかりやすく解説してくれるのだそう。興味のある人は参加してみてはいかがだろう。参加には申込みが必要。詳細はコチラをチェックしてみてほしい。
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