昭和40年生まれの俳優・杉本哲太が経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)の新ナレーターを務める。
杉本は、本誌vol.2の『タメ年たちのスゴいやつ』に登場してくれ、演技について、役者という生き方について実に真剣に話してくれた。これまで出演したドラマ、映画、舞台は数知れず、ドキュメンタリー番組などでは絶妙な間で番組を盛り立てるナレーションで番組を盛り立てている。昨年、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し話題を集めたことは記憶に新しい。
その杉本がナレーターを務めることになった『ガイアの夜明け』は、経済の現場で奮闘している人たちを通して、さまざまな経済ニュースの裏側に迫るドキュメンタリー番組だ。ナレーションは2002年の番組開始から俳優・蟹江敬三が務めてきたが、3月30日に逝去。その蟹江の後を継ぎ、杉本がナレーターを務めることとなった。杉本はNHK『龍馬伝』『あまちゃん』でも蟹江と共演しており、常に目標とする役者であったと述懐している。
近々の放送は6月10日(火)。この回では「調理家電」がクローズアップされる。従来、調理家電と言えば電子レンジ、電気炊飯器などが一般的だったが、昨今、さまざまな調子家電が登場し話題を集めている。 たとえば、油を使わずに揚げ物が作れるという『ノンフライヤー』や果物や野菜をジュースにする『ミキサー』などだ。番組ではフィリップスやシャープなどの家電メーカーの開発部に1年間密着取材を敢行し、家電誕生までに迫る。杉本のナレーションに注目しながら番組を楽しみたい。
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