ホンダ・フィットの発表会。

昨日は青山にあるホンダ本社に出かけてきた。
モデルチェンジした新しいフィットの発表会である。
うちはバイク関連の雑誌を多く手掛けるから、ここにはチョクチョク来るものの
四輪の発表会は初めてである。
『昭和40年男』という男性一般誌をつくっているのだから、今後は重要な位置付けになるのだ。
1Fのショールームはこの日はお休みとしていて、通用口から入る。
すべてがフィット関連でデコレーションされてあり、車両にはシートがかぶせてあった。
うんうん、さすがに力が入っているねえ。

2Fのホールへ行き、資料に目を通しながらプレゼンが始まるのを待つ。
俺はクルマの免許を持っていない。
ゆえにクルマのことはさっぱりわからないから、
連載が始まった“S40モータース”の打ち合わせも副編小笠原と編集金子の2人で進めている。
そんな人間がここにいていいのかとも思えなくもないが、仕事である。がんばれ、俺。

暗転して、正面の大スクリーンにイメージフィルムが流れる。
続けて伊藤社長の登場だ。
就任から何度かこうして見ているが、ドンドン風格が備わってきているのを感じる。
人間というのはその立場で成長するのだな、って俺は何様じゃ、この無礼者が(笑)。
以前ここで書いたが、2020年に向けてのスローガンである
「良いものを、安く、早く、低炭素でお客様に提供する」の第1弾だと宣言した。
知らなかったが、このクルマ売れているんだね。
2001年の発売以来、国内で150万台ですと、ひぇー。
だから成せたのか、ハイブリッドタイプで159万円という低価格での発表である。
プリウスの独走にどこまで食い込むのか?
市場動向が楽しみである。

プレゼンが終了すると1Fのショールームではクルマたちのシートが外され、フィットの館が完成していた。
うーむ、カッチョいいなあ。
広報の方々と意見交換した。
これまでキチンと売ってきたことと、これからも支持されるだろうということから
開発には相当に力が入ったとのこと。
そうだよね、実績があるというのはそういうことなんだろうな。
ホンダのHP内でも“小説フィット”なる開発物語が展開されている。

感心したのは、マニュアル車がラインナップされていることだ。
「マーケットはあるんですか?」
「国内は2%ほどです。このクラスでマニュアルはないので」とのこと。
すばらしいね。
それと教えてくれたのは欧州ではマニュアル車の方が多いんだって。
恥ずかしながら知りませんでしたよ。
ふーっ、文化なんだね、クルマを操るということが。
それならバイクも売れるよなと、ちょっと納得させられたのだった。
そうそうCFで使われている、ミックジャガーの“エブリバディ・ゲッティング・ハイ”はカッコイイね。
こちらもぜひお楽しみいただきたい。

別にホンダの回し者ではないよ。
でもね、大好きな企業なのでついつい応援気味になってしまいましたよ。

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