ジェイアイエヌはJINSブランドから、眠気や疲れなどを検知できるセンシング・アイウェア『JINS MEME』(ジンズ・ミーム)を、2015年春より発売する。
この製品は、アイウェア(めがね)を通して自分の疲れ、気分、眠気などが見るというもの。眼電位センサー、加速度、角速度センサーなどを搭載し、人間の感覚器の約8割が集中すると言われる頭部や、五感の約9割を感知できる眼から、高精度な身体情報(DEEP DATA)を取得する。
センサーは、顔との接触部分に3つ搭載し、眼の動きによって生じる微細な電位差(眼電位)を読みとる。さらに、先セル(耳あて)部分の6軸加速度センサーなども搭載し、身体のわずかな状態変化も見逃さないという。
スマートフォン連携し、身体のさまざまな情報をデータとして可視化する。歩数や活動量のほか、歩行中の体の傾きやブレをリアルタイムで把握できるという。これらのデータは、重心や体軸などの動きを反映しやすい頭部からの情報のため、腕などに装着するリストバンド型のセンシングデバイスよりも正確なデータを得ることができるという。
デザインは『ウエリントン』、『ハーフリム』、『サングラス』の3タイプがラインナップされている。来春発売時の価格は未定だが、JINSブランドの商品としてラインナップされる予定なので、手に入れやすい価格設定になる予定とされている。