日本アンテナは、家庭向けワイヤレスモニター『ドコでもeye Smart(SCM01VG)』と、そのハイビジョン対応版の『ドコでもeye Smart HD(SCR02HD)』を発売した。
この製品は、無線LANに対応し、スマートフォンなどを親機として使用する家庭向けワイヤレスカメラ。カメラを自宅の部屋などに設置して、その映像・音声をスマートフォンなどでどこでも確認ができる。同社『ドコでもeye』シリーズでは、これまで専用の親機が必要だったが、これをスマホに代替することで利便性が向上した。
『SCM01VG』は有効約30万画素のスタンダードタイプ、ハイビジョン対応の『SCR02HD』は有効約92万画素の720pタイプとなっている。スマートフォン(タブレット)は、Android 2.1以降を搭載するAndroid端末、iOS 5.0以降を搭載するiPhone/iPadに対応する。
『SCM01VG』は、静止画をスマートフォンやタブレット端末に保存できるスナップショット機能を備え、最大20か所からの同時アクセスに対応する。一方、『SCR02HD』は、スマートフォンでカメラ角度の調整ができ、自動で録画するモーション検知アラーム機能や、設置場所の温度が把握できる温度センサを搭載する。同時アクセスは、最大5か所から。
また、どちらも暗い室内ではセンサーが自動感知して、赤外線撮影に切り替わり、暗い室内でも利用することができる。
接続は、専用の無料アプリをダウンロードし、パスワードを入力するだけの簡単な操作でできる。サイズは共に106 × 85 × 85(mm)、重さは『SCM01VG』が144g、『SCR02HD』が230g。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は『SCM01VG』が1万6,000円前後、『SCR02HD』が2万6,500円前後の見込みとなっている。