9/11に発売した本誌でもP100にてお伝えしたとおり
2011年は編集部&読者によるスペシャルチャレンジを展開する。
まず一発目がママチャリによる耐久レース参加で、
2発目は第59回勝田全国マラソン参加だ。
ママチャリについてはまた後日、ここで詳しく書くこととして
今日は42.195kmの旅へのお誘いだ。
一度自分のマラソン史を整理しなくちゃならないなと感じつつ、
曖昧な記憶で書くことをお許しいただきたい。
初めて走ったのは26か27歳のときだったと思う。
ろくに練習もせず、前日の酒が残る2日酔い状態での参加だった。
当時はまだスーパーヘビースモーカーで、出走直前までスパスパやり、
途中で吸いたくなるかもしれないと靴下に千円札を2枚挟み込んでスタートを切った。
ビールとか呑んじゃってもいいかななどとの思いもあったほど、どうしようもないランナーぶりだった。
ところが走ってみると、周囲のがんばりに押されたことに加え、
自分自身の根っこにあった熱血魂みたいなものがメラメラと燃え、4時間39分で感動のゴールをした。
そして誓ったのだ。
「よーし、来年も走るぞ。ちゃんと練習してのぞむぞぉー」と。
それから毎年のようにこの長旅に挑戦するようになった。
そして毎年ゴールの感動とともに思うのだ。
「来年こそはちゃんと練習してのぞむぞぉー」と。
そんなこんなで20年近くなるマラソン人生だが、
結局なんの進歩もないまま4時間と少しかけての完走を続けている。
進歩はないものの、1年に1度だけスポーツマンになるのはいいもので
1年を通じてなんとなくであるが意識しているのが少なからずいい影響はある。
まず太るのを嫌うことになる。
少しでも軽いボディの方が、性能の悪いエンジンを助けてくれるのは当然であるからだ。
体重計に乗り、太るとヤバイという意識があることが、なんとなくの予防になっているようだ。
それと、できるだけ歩くようにしている。
ジャージに着替えて走り込みというのは無理でも、生活の中で足が衰えないように意識しているのだ。
エスカレーターを使わないとか、アポとアポの間に時間が空くと歩いて向かうなど。
そんな小さな積み重ねが、1年に1度の感動を連れてくるのだからやはり悪いものではない。
そんな俺が毎年走っている大会が、茨城県のひたちなか市で行なわれる“勝田全国マラソン”である。
今回、この大会を一緒に走ろうということをみなさんに呼びかけたい。
そしてその模様を小さいながらも記事にしたい。
おもしろいでしょ?
もちろん、人それぞれペースは違うので、
最初に集まって共にがんばろうぜ!と声をかけあい、
終了後に集まって互いの健闘をたたえ合う、ただそれだけなのだけれど。
1人ではなかなか腰が重くても、仲間がいると思えばなんとなくその気になれるんじゃない?
この大会は設定時間がわりとゆるくて、6時間まではタイム計測してくれ、そのタイムが入った完走証がもらえる。
初心者にも参加しやすい設定なのだ。
よーしいっちょやるかと思ったあなた。
勝田全国マラソン大会事務局(029-262-5615)に問い合わせて申し込みは各自で済ませてください。
開催は1月30日で、申し込み締め切りは11月15日までだ。
申し込みを済ませたらメール(fight@s40otoko.com)にて
名前と今回一緒に走ろうと思った動機というか気持ちを送ってください。
随時、編集部から連絡をさせていただきます。
申し込みにチーム名を書く欄があるので、ズバリ「昭和40年男」でお願いします。
この歳だからこそ、挑戦する意義は大きい。
さあ、みんな集まれー!!
はじめまして。こぱぱです。
昭和40年11月生まれ男です。
仕事の昼休みに本屋で、この雑誌に目が留まり、買うしかない!という感じで買いました。
まずは、全ページペラペラとめくり、ミラーマンとか懐かしすぎです。思わず微笑んでいたと思います。
帰ってゆっくり見るのが楽しみです。
さて、私は、大阪在住で、高2女子、中2男子のシングルパパです。4年前に妻が他界してしまいました。そういう意味でがんばる昭和40年男です。
2年半前からランニング始めてます。2009年東京マラソンが幸運にも当り、完走しました。
勝田マラソン参加したいと思ったのですが、同じ日に2011大阪ハーフマラソンがあり、そちらに出るので参加できません。
これから毎号楽しみにしています。がんばってください。
失礼します。
ご購入ありがとうございます。2年半前から始めたとのこと。きっと体にさまざまな変化があったことでしょう。いつか一緒に走りたいですね。