アイリスオーヤマは、人のいる場所を検知して首ふり範囲を自動調整する『人感首ふり扇風機』を発売した。
この製品は、ファンの下に搭載されている赤外線センサーが人の体温を感知し、人のいる場所を見分けることができる。1人だけの場合は自動で約21度まで狭め、風が当たらない時間を短縮することも可能にしている。センサーの感度や首ふり角度は、それぞれ3段階に調節することができるようになっている。
風量の調整は無段階のダイヤル式で、好みに合わせて超微風からサーキュレーターのように遠くまで届く強風まで、風量の微調整が可能。その他、設定した風量を基準にして風量に変化を付けた風を送る“リズム風”モードや、時間経過とともに風量が減少していくリズム風を送り、最後は微風(最弱)を送る“おやすみ風”モード、非常に弱い連続風を送る“超微風”モードを搭載している。
また、モーターには静音性に優れるDCモーターを採用している。消費電力も小さいため、電気代は一般的な扇風機よりも約3割抑えることができるという。
本体にはリモコンが付属する。サイズは約350×345×830~1,030(mm)。重さは約4.2kg。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は1万9,500円前後(税込)の見込みとなっている。