キングジムは、米国インプルーブ・エレクトロニクスの電子メモパッド『Boogie Board(ブギーボード)』のハイスペックモデルとして、Bluetoothを搭載した『Boogie Board SYNC9.7(BB-6)』を5月2日に発売する。
ブギーボードは、感圧式プラスチック液晶により、スタイラスなどを使って表面に書き込むと圧力でその部分だけが白く反転する。この表示の維持には電力が不要で、書いたメモはずっと残る。また、書いた内容を内蔵メモリにPDFとして保存することもできる。パソコンなど外部端末に繋げば、書きこんだデータの転送の他、専用アプリ上Boogie Boardに書いた内容をリアルタイム表示することもできるというもの。
今回の製品ではBluetoothを新たに搭載した。専用アプリと合わせて使うことで、メモデータを対応機器にコードレスで転送したり、転送したメモデータをSNSへ投稿したりすることができる。また、リアルタイムで外部端末に表示できるライブドローイング機能により、広い場所や遠隔会議などでの活用の幅も広がるだろう。
9.7インチ液晶ディスプレイは、従来機種と比較してより高精度な筆記に対応している。液晶ディスプレイへの手跡が残りにくいので、立ったままでもストレスのないスムーズな筆記ができるという。
付属品としてSYNC FOLIO(専用ケース)が同梱される。専用アプリの対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.8以降、iOS 6.0以降。使用時間は2~4時間の充電で約5日間(1日4時間使用)となっている。サイズは283 × 5 × 190(mm)で、重さは約323g。画面サイズは9.7インチLCD 200 × 137(mm)。価格は1万7,280円(税込み)となっている。