ディーフは、Deff Sound(ディーフサウンド)ブランドの新製品として、USB-DAC兼ヘッドフォンアンプ『DDA-DAC1U』を5月上旬に発売する。
USB-DACとは、USBを介して音声などのデータをアナログ信号に変換してくれるもの。この製品の場合、より高精細で密度の高い音楽の再生を実現するために、チップやコンデンサーを厳選して回路設計されている。
DACチップにはSAVITECH社製の32bit USB Audio Controller『BRAVO-X SA9027』を採用し、32bitの高分解能でPCM 96kHz/24bit、DSD 2.82MHzに対応。あえて定番のパーツではなく、様々な検証結果を元に選択したものだという。
電源部の電解コンデンサには、低ESR(等価直列抵抗)を誇る、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを採用。また、オペアンプにはシングルタイプの『NE5534』により、厚みのある力強い音質で、腰のあるどっしりとした安定感あるサウンドになるという。
筐体は高剛性アルミニウム削り出しで成形され、回路基板もこの筐体に固定されている。継ぎ目の無い構造は制振性に優れ、音質に悪影響を及ぼす有害な振動の伝播を抑制するためのもの。
もちろん外観は美しく、大型のボリュームノブそのものをデザイン的に配置して、高級感ある作りになっている。
付属品は、USB ケーブル (USB A-USB microB)、光ケーブル(角‐角)、ステレオRCAケーブル、給電用USBケーブル。サイズは110×35×108(mm)、重さは約350g(ケーブル類は含まず)。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は3万7,800円(税込)前後の見込みとなっている。