祝福に涙腺故障の昭和40年男。

昨日お伝えしたとおり、僕は23日に天下国家の表彰を受ける。世の中からは悪く見られがちのバイク乗りを集めた団体が表彰を受けるのは、快挙といっていいだろう。

僕は常々訴えている。交通事故が起こっても自動車は悪者としない。金属バットで殺人事件が起こっても、まさかバットのせいにはしない。当たり前のことだ。ところがバイクが事件に絡むと「ほーら、だからバイクは」というフィルターがかかることが実に多い。かつて定番になっていたお正月の富士山暴走族も、実際はほとんどが四輪なのに映し出されるのはその象徴としてバイクばかりだ。おばちゃんたちの会話なんかでも。

「北村さんちの息子さん、怪我で入院したそうよ。バイクで転んじゃって」

「あら大変。そういえば大きなのに乗ってたものねえ」

「そうそう、大きなバイク…」

と、報道やこんな井戸端会議にも象徴されるように、バイクのイメージは昔からよろしくない。だから少しずつでもいいから払拭していきたい。そのためにはライダー全体のマナーの底上げが必要なのだ。

実際に、ホンの一部ながら心ないライダーは存在する。暴走族も僕らの10代の頃と比べると激減しているものの、まだゼロになったわけじゃない。いい大人がつるんで悪さをしている姿を見かけることも残念ながらある。そんなヤツらのせいで、すべてのバイク乗りが否定されてしまう。いつもそんな悔しい思いをしているのだ。今回の表彰は小さな出来事ながら、イメージアップにつながったらと考えている。

一昨日の発表を受けて、バイク業界の多くの人たちが喜んでくれている。昨日は日頃より共に汗を流している仲間たちから、たくさんのメッセージをいただいた。

今朝の静岡新聞にて記事掲載されていましたよ。 おめでとうございます!

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰の受賞おめでとうございます。長年、取り組んできた甲斐がありましたね。賛同して集まって清掃活動をしてくれた心あるライダーたちと地元の協力してくれた方々に感謝ですね。受賞大変おめでとうございます。

地道な活動ですが、持続的に行うことは誰もができることではありません。 志、行動力、長期的な視点そして協力いただいた全国のライダーに敬意を表します。 おめでとうございました。

 継続してきてよかったですね。 ライダーイメージを変え、定着させるために、あと20年は継続しなければなりませんね。 がんばりましょう。

選出おめでとうございます。長年活動を続けてきたことと、ライダー自らの社会貢献という意義は大変大きいと思います。微力ながら今後もご協力をさせて頂きます。

などなど、昨日の涙腺は破壊されっぱなしだった。その他は祝い酒じゃーという内容のものが圧倒的に多く、これは僕のキャラが出たな。まるで結婚式の祝電のごとく次々に届くメッセージは、積み上げた年月でかいた汗の、まるで結晶のように感じられた。

昨日から引っ張ってしまった僕による僕自身の【タメ年の大活躍】は、次回表彰式の模様を掲載させていただく (笑) 。

次回の海岸清掃活動の開催を告知させていただく。ライダーでなくても参加OKなので、タメ年たちの来場を待ってるぞ!!
▲次回の海岸清掃活動の開催を告知させていただく。ライダーでなくても参加OKなので、タメ年たちの来場を待ってるぞ!!

 

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