昭和40年生まれの俳優・尾美としのりが4月11日(金)夜10時から放送開始するドラマ『アリスの棘』(TBS系)に出演する。
尾美は1978年に市川崑監督の映画『火の鳥』で子役デビューし、以降、子役としてさまざまな映画やドラマに出演し、17歳で映画『転校生』(大林宣彦監督)の主役のひとりを演じ注目を集めた。そして青年時代は純朴な青年や少し影のある青年などを演じ、現在は生真面目なサラリーマンやエリート検察官や官僚など尾美の持つ真面目な雰囲気によくあった役柄から、粗暴なタクシー運転手やヤクザなどまで、幅広い役を演じている。記憶に新しいところではNHK朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』で主人公アキの父親役でを演じ、その絶妙な演技でおおいにドラマを盛りあげた。
その尾美が出演する同ドラマの舞台は大学病院。クールでタフな女主人公が、父親の仇である医者に復讐を果たすべく命をかけて大学病院に挑んでいくというサスペンスだ。尾美は病院の顧問弁護士・日向 誠役で登場する。『あまちゃん』では人のいいお父さん役を演じた尾美だが、どうやら今回は悪人を演じるようだ。尾美の新たな役どころに注目したい。
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