ヤマハミュージックメディアは、シンセサイザー・ヤマハ『DX7』発売30周年を記念した本『DX7 30th アニバーサリーブック』を発売した。
ヤマハ『DX7』は1983年に発売され、世界の音楽シーンを塗り替えた伝説的シンセサイザー。FM音源を採用し、その非整数次倍音によるきらびやかでクリアな音色を特長としている。80年代中盤には多くのアーティストによって使用
本の内容は、FM音源モデルの変遷、開発の現場、FM音源の仕組みなどの項目の他に、松武秀樹氏、向谷 実氏、井上 鑑氏など、16人へのインタビューが掲載されている。さらに、付録として貴重な音源満載のDX7スペシャルCD、スペシャルステッカーも付く。
カシオペア、角松敏生、スティービー・ワンダーらのDXサウンドファンであれば、一読一聴の価値ある本になっている。
B5判/144ページ、価格は3,800円(税抜)となっている。