「ボブ・ディラン祭り」開催中!!

ディランをライブハウスで観られる。この奇跡のような話を聞き、手に汗握りながら申し込んだものの僕が行ける日のチケットはすべて完売だった。落胆していたところに追加公演が決まり、これは神様がくれたチャンスだとトライしたがダメだった。チケットが取れたラッキーなタメ年男がいたらレポートを送ってくれいっ!!

ボブ・ディラン30周年ソニー・ミュージックではこの来日に合わせて『ボブ・ディラン祭り』を展開している。これがファンにはよだれもののスゴイ内容で、早速“その1”としている『ボブ・ディラン30周年記念コンサート』のブルーレイを発売日に手に入れた。これはじっくりと視聴できる時間を確保して観たいから、せっかく発売日に手に入れたのにまだ未開封である。発売を先行して、つい先日NHKで放送されたのもグッとこらえて見送った。一気に全編通しで楽しみたいからで、ジャケットを眺めてはワクワクしっぱなしの日々を過ごしている。一回目はヘッドフォンでなく、しかもある程度の音量で視聴したいから昼間を狙う。収録時間を考えると休みを取らないと無理だろうから、〆切後までお預けになるだろうな(泣)。

こんなスゴイコンサートがあったことを、僕は記憶していない。1992年の秋に行なわれたとのことで、ディランジャンキーの僕としてはなんとも恥ずかしい気分である。ディランのデビュー30周年を祝うために豪華なゲストがかけつけた。ジョージ・ハリスン、ジョニー・キャッシュ、ルー・リード、ニール・ヤング、エリック・ク ラプトン、スティーヴィー・ワンダー、ジョニー・キャッシュ、ジューン・カーター・キャッシュ、ザ・クランシー・ブラザーズ、リッチー・ヘヴンズ、ジョ ニー・ウィンター、ロジャー・マッギン、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ウィリー・ネルソン、クリス・クリストファーソン、ロン・ウッド、クリッ シー・ハインド、オージェイズ、エディ・ヴェダー、シニード・オコナー、トレイシー・チャップマンって、よだれもののすごいメンツで、まるでザ・バンドの解散コンサート『ラスト・ワルツ』のようじゃないか。この映像が自宅で観られるとは生きててよかった。ツアーチケットが取れなかった無念を慰めてくれる、さすが『ディラン祭り』の第1弾だ。

その2は参った。ディランの全作品を1年かけて復刻する企画で、ソニーが誇る高音質のブルースペックCD2で聴ける。さらにリマスターを施していて、とどめはなんといっても紙ジャケだ。これまでに多くの紙ジャケにだまされてきて、もういい加減にしろと身構えていたところにディラン登場で、しかもブルースペックCD2ということで揺れまくっている。さらに“完全限定生産”の文字まで踊っているのだから、生涯のコレクションにすべきかと検討している僕だ。とはいえ、ブルースペックCD2になった時のこの企画で、ディランは2枚を手に入れたばかりだ。ウーム。

その3はこれまた万歳である。未開封の盤がたまってしまうのが嫌でまだ手に入れていないが、コイツは購入が決定している。アルバム未収録シングルと、シングルB面曲にレア曲を加えた2枚組CDで、ディランジャンキーにはたまらない内容だ。ここまでやるのだから、祭りを名乗るにふさわしい。けどねソニーさん、散財させすぎですよ(笑)。

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