昭和40年生まれのライター・濱口英樹が選曲・監修を手がけたコンピレーションCD『アイドルポップス黄金時代』『カヴァーポップス大集合』が発売された。
『昭和40年男』ジャンキーなら“濱口英樹”という名を目にしたらビビッとくることだろう。濱口は歌謡曲やJ-POP、映画などのフィールドを中心に活躍するライターで、これまで松本伊代『オールウェイズI・Y・O [30th Anniversary BEST ALBUM]』 や松崎しげる『ゴールデン☆ベスト』、ピンク・レディー『Singles Premiun』、石野真子『GOLDEN☆BEST Single Collection』などの選曲・監修・ライナーノーツ執筆などをするほか、2008年から2010年まで月刊『スコラ』で『BACK TO THE 青春J POP~ボクらの歌謡曲黄金時代』連載。 伊藤咲子、C-C-B、森若香織(GO-BANG’S)、中村あゆみ、鈴木早智子(Wink)などにインタビューをするなど活躍を続けている。本誌『昭和40年男』では、その豊富な知識をもって音楽や芸能、映画関係の記事を中心に執筆している。
その濱口が選曲と監修を務めた『アイドルポップス黄金時代』は2枚組みとなっており、Disc 1には麻丘めぐみの『わたしの彼は左きき』(73年)をはじめ、桜田淳子『黄色いリボン』(74年)やピンク・レディー『カメレオン・アーミー』、アン・ルイス『グッド・バイ・マイ・ラブ』、岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』、石野真子『ジュリーがライバル』など70年代に発表された作品を収録。Disc 2には松本伊代『センチメンタル・ジャーニー』(81年)をはじめ、伊藤さやか『天使と悪魔』、キララとウララ『センチメンタル・ボーイ』、荻野目洋子『さよならの果実たち』、高橋由美子の『友達でいいから』(94年)まで、80年代以降に発表された作品を1アーティスト1曲ずつ収録している。
一方の『カヴァーポップス大集合』では、戦後を彩った数々の洋楽カヴァーをセレクト。雪村いづみ『ケ・セラ・セラ』を筆頭に、ミッキー・カーチス『カレンダー・ガール』、中尾ミエ『可愛いベイビー』、今年デビュー30周年を迎える荻野目洋子『アンダー・ザ・ボード・ウォーク』までヒットナンバーを全40曲収録している。ぜひチェックしてみてほしい。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!