ダイソンは、扇風機『Dyson Coolファン』の新モデル『AM06 テーブルファン 300mm』と『AM07 タワーファン』を、4月30日に発売する。
ダイソンの扇風機は、2009年に『Air Multiplier』(エアマルチプライアー)の商品名でデビュー。羽根のないデザインで話題となった。今回の新モデルでは、そのテクノロジーを踏襲しながら、大きく進化を遂げている。
新モデルでは、従来品にくらべ最大75%の静音化を掲げている。モーター音を捕らえて分散するため、ヘルムホルツ式空洞という構造を採用。高品質のスピーカーや、車の排気口など採用されているノイズキャンセラー技術で1,000Hzの音を捉え、モーターから発生した音響エネルギーの多くを吸収するという。
この空洞は、円形の下部にスペースを確保され、新設計のディフューザーによって空気の流れを二つの経路に分けて制御している。効率的にループ(上部の輪)へ空気を送り込んで空気の流れをスムーズにして、乱気流と運転音を低減するとしている。
また、これにより最大40%の省エネも掲げられた。乱気流を抑えることで、より少ないエネルギーでスムーズな空気の流れを確保できるという。モーター自体もゆっくりと回転しながら、より効率的にパワフルな風を生み出しているということだ。
風量は10段階で設定でき、15分~9時間のスリープタイマー設定も可能となった。これらの操作は付属のリモコンで行なう。
『AM06 テーブルファン 300mm』は、消費電力が最小3W、最大21W。カラーはブラック/ニッケル、ホワイト/シルバーの2色。サイズは356 × 552 × 147(mm)で、重さは1.83kg。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は4万4,000円前後(消費税8%込)の見込みとなっている。
『AM07 タワーファン』は、消費電力が最小4W、最大52W。カラーはブラック/ニッケル、アイアン/サテンブルーの2色。サイズは230 × 1,007× 230(mm)で、重さは2.85kg。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は5万9,000円前後(消費税8%込)の見込みとなっている。
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