チノンは、8mmフィルムカメラ風のレンズ交換式フルHDカメラ『Bellami(ベラミ) HD-1』を、3月22日に発売する。
レトロなボディデザインは、70年代に流行した8mmフィルムを装填するムービーカメラのような縦型。グリップ部のトリガーを引くと撮影ができる。交換式のレンズは、1950年代~70年代に使われたかつての8mmレンズ規格・Dマウントのオールドレンズを装着できるようになっている。
1/3型 210万画素MOSセンサを搭載。フルHD(最大1,920☓1,080ドット/30fps)の動画撮影が可能で、SD・SDHC・SDXCカードに記録できる。ISO感度は160~12,800、シャッター速度は動画で1/30~1/10000sec、静止画で静止画:2sec~1/10000sec。手ぶれ補正機能も搭載している。
背面には0.47inchの144万画素 カラー液晶のビューファインダを装備。USB2.0インターフェイス、HDMI出力、ライン/ヘッドフォン出力などを持つほか、本体上部にはホットシュー(フラッシュマウント)もある。なお、ハンドグリップは取り外し式。
撮影機能は絞り優先AE、マニュアル露出、静止画(最大1,920☓1,080ドット)、最大12倍の電子ズーム、電子式手ぶれ補正などの機能も搭載している。
ちなみに、オールドレンズはDマウントのほか、オプションマウント使用すればC、CS、M42マウントも装着できる。ダイカスト合金製のしっかりした本体とあわせて、動画でもさまざまなレンズを試したくなるシステムになっている。
付属品はf= 4mm/F1.2標準レンズなどが同梱される、電源は単3乾電池を2本使用する。本体のみのサイズは、96 × 95 × 33(mm)、重さはレンズを装着した状態で260g。価格は8万9,250円となっている。