大編集後記その壱:山本 昌さん、二度目の登場!!

さあ、いよいよ明日は発売日だ。24回目となるみなさんとの勝負が始まる。書店、コンビニで手に取ってじっくりとご覧いただき、レジへと運ぶ価値があるか否かを決めるのは皆さんです。どうぞよろしくお願いします。

山本昌さて、最新号 (vol.24) のPRとなる大編集後記をお届けさせていただこう。今回の特集は野球で、となると昭和40年男としては最高のヒーローを登場させなければならない。山本 昌さんである。自分自身の弱りゆく体とつき合っていると、ホントにすごいことだと脱帽するばかりで、これはタメ年の誰もが感じることだろう。

実は昌さんに『昭和40年男』に登場していただくのは二度目で、3年前の同じく3月発売号 (vol.6) で4ページにわたって語り尽くしてもらった。現在では「荒海に生きるタメ年男。」となっている連載企画の原型となる、「タメ年のスゴイやつ」というコーナーでの登場だった。ちなみに、『昭和40年男』の記念すべき創刊号では、このコーナーに渡辺久信さんにご登場願った。そのときの言葉が今回の野球特集に脈々と繋がっているのだ。

言うまでもなく、今年49歳を迎える現役プロ野球投手である。ということはなんと、もうすぐ『野球狂の詩』で投げていた岩田鉄五郎と肩を並べることになる。当時、50歳を過ぎて現役なんて夢のまた夢だけど、こんなおじさんがいたらステキだななんて感じていた僕だ。「にょほほ~」ってね。マンガのなかのこととしか考えられなかった50歳現役を実現させようとしているのだから、これは奇跡的なことと言っていいだろう。

彼は、維持でなくあくまで上を目指している。3年前も今回のインタビューでも言いきっていて、この取り組む姿勢が現役最高年齢に繋がっているのだろう。あまり中身に触れるとネタばれになっちまうからこのくらいにしておくが、偉大なる東京メッツの岩田投手にも触れられているぞ。特集のド頭を飾るロングインタビューはスポーツ誌とは異なる切り口で、タメ年たちに強く響く内容になっている。乞うご期待だ!!
 

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