昭和40年生まれの映画監督・本広克行が第54回四国新聞文化賞を受賞した。
本広は高校卒業後、上京して横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に進み、バラエティ番組のADやドラマのディレクターや演出を経て、1996年に『7月7日、晴れ』で初の映画監督としてデビューをはたす。98年には『踊る大捜査線THE MOVIE』の監督を務め、この年の邦画興行収入トップを記録した。続く『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は観客動員数で日本実写映画歴代1位を記録し、いまだその記録は破られていない。
昨年からは、香川県で開催される「さぬき映画祭」のディレクターに就任し、映画祭の成功のために尽力。映画関係者と県民との交流が生まれ、新しい空気を送り込んだとして同賞受賞へとつながった。
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